第26回日本医学会総会

謹啓 麗春の候、時下ますますご清祥のこととお慶び申しあげます。
 第26回日本医学会総会は、お陰様をもちまして、公開展示の閉場式を平成15年4月8日夕刻に行い、すべてのプログラムを終了し、盛会のうちに閉会いたしました。
 本総会は基本理念を「人間科学 日本から世界へ‐21世紀を拓く医学と医療 信頼と豊かさを求めて‐」と定め、学術プログラムを5つの柱に集約、構成し、福岡国際会議場を中心に3日間に亘って学術講演・討議を行いました。4月6日には、坂口厚生労働大臣、坪井日本医師会会長をはじめとする医療関連各界の代表者をシンポジストに迎え、特別シンポジウム「日本の医療の将来」を開催いたしました。その討議内容その他を集約し、今後の日本の医療の指針となることを願いまして、別紙のごとく「福岡宣言」として総会閉会式において発表いたしました。
 未曾有の経済不況、世界情勢悪化にも拘わらず、本総会参加登録者数は33,154名となり、日本医学会総会史上最多となりました。これも偏に皆々様方の並々ならぬご支援、ご協力の賜であると存じます。
 また、総会展示では「社会が育てる医学と医療」をテーマに学術展示、公開展示を実施いたしました。学術展示では、約5万人を超える来場者を迎え、最新の医療機器・システム展示を前に、現代医療の進歩と課題について、活発な情報交換が行われました。公開展示では、メイン会場である福岡ドームに約7万人の来場者を迎え、サテライト会場等を含め、実に約20万人の方々のご参加をいただき、一般市民・医療界・産業界による真剣な対話交流が実現いたしました。
 この対話交流の中から生み出された「納得の医療 みんなの誓い」は、総会展示閉場式において発表し、次回大阪総会へと引き継ぎました。
 平成10年2月の福岡開催決定より、5年の準備期間中、皆様方のご支援、ご協力を賜りましたことに、厚く御礼申しあげます。誠に有り難うございました。
 皆様方のご尽力に深く感謝申しあげますとともに、第26回日本医学会総会が21世紀の医学・医療の方向づけと新しい総会のあり方を示す上で、何らかの貢献が出来たのであれば望外の喜びであります。
 末筆ではございますが、日本医学会の隆盛と皆様方の益々のご活躍、ご発展を心より祈念申しあげます。
謹白

     平成15年4月吉日

各位

平成15年4月6日
第26回日本医学会総会

会   頭 杉岡 洋一
副 会 頭 平野  実
副 会 頭 片山  仁
準備委員長 名和田 新